レンタルバイクで行ってみたい！静岡のツーリングスポット

東京や横浜、名古屋からでもアクセスがしやすい静岡県は、手軽にツーリングを楽しむためにはちょうど良い距離にある場所といえるでしょう。熱海や伊豆といった定番の観光スポットはもちろんですが、バイクだからこそ行ってみたいツーリングスポットも充実しています。

そこで今回は、バイクを持っていない人でもレンタルバイクを借りて楽しめる静岡県のおすすめツーリングスポットをご紹介しましょう。

長島ダムは静岡県北部に位置するツーリングスポットです。一級河川である大井川の上流にあり、周辺にはキャンプ場や民宿、展望台などさまざまな施設が点在しています。静岡市側から国道362号線を通っていくルートと、浜松市から国道362号線を北上するルート、そして島田市から国道473号線を北上し、362号線に合流するルートがあります。いずれもカーブの多い山道を通るため、機動性が高いネイキッドやストリートバイクでマイペースに走るのがおすすめです。

また、川の上流に行けばいくほど標高も高くなり天候が変わりやすいことはもちろんですが、ダムからのルートという特性上、川沿いを走るルートが多くなります。台風が発生しやすい季節の場合、増水によってダムの水が放出されることもあるため、長島ダムへツーリングに出かける際にはくれぐれも悪天候時を避けるようにしましょう。ツーリングの途中で少しでも不安や危険を感じることがあれば、できるだけ早めに途中で引き返す勇気も必要です。

弓ヶ浜は伊豆地方南部に位置しており、約1kmにわたる砂浜が広がっています。真夏のシーズンにはビーチに多くの観光客がやってきて海水浴やサーフィンなどを楽しんでいるほか、きれいな海の色と周辺に広がる木々の緑のコントラストを楽しむこともできます。また、弓ヶ浜は本州でも数少ないウミガメの産卵スポットとしても知られており、タイミングが合えば貴重な産卵シーンを見られるかもしれません。

海水浴場でのバーベキューやキャンプは禁止されていますが、周辺にはコテージがあるため、バイクツーリングを楽しみながらコテージに泊まってゆっくりと過ごすこともできます。弓ヶ浜周辺の道路は整備されていて比較的走りやすいですが、周辺の伊豆市や伊東市などでレンタルバイクを借りることを前提に考えると、伊豆半島を縦断するルートは海沿いか山道のどちらかになってしまいます。特に海沿いのルートを選択する場合は、強風によってバイクが煽られてしまうことも考えられるため、アメリカンやクルーザーなど安定感のある車種を選ぶのがおすすめです。

時間が限られたなかで静岡のツーリングを手軽に楽しみたい方におすすめなのが、大瀬崎です。伊豆半島の付け根の部分に位置しており、幅わずか数十mの細長い出島のような地形をしているのが大きな特徴。天然記念物にも指定されているビャクシン樹林は、日本国内において最北端にある群生地となっています。

東海道新幹線の最寄り駅は三島駅で、その周辺でレンタルバイクを借りると30km程度の距離をツーリングで楽しむことができます。日帰りで手軽にツーリングを楽しみたい方はもちろん、熱海や伊豆へ旅行に行った帰りに時間が余った場合などでもおすすめです。現地までのルートは比較的走りやすく道路も整備されているのですが、沼津市内に入ってからは10km程度海沿いの県道を走行することになるため、風に煽られないように注意しましょう。

静岡は北に富士山、南に駿河湾、熱海や伊豆などの観光地も多く、さまざまなツーリングスポットがある魅力的な場所です。関東と中部地方双方からのアクセスも良好なため、1泊2日程度のツーリングを楽しむには最適といえるでしょう。もし十分な時間が確保できない場合でも、静岡県内のレンタルバイクを借りれば日帰りでもツーリングを楽しむことができます。

静岡県のレンタルバイク店舗一覧