東京都内からのアクセスが良好で豊かな自然を満喫できる山梨県は、富士山をはじめとしてさまざまな観光スポットが点在しています。周囲を山に囲まれた地形が特徴的で、富士山や八ヶ岳など標高が高い山に囲まれていることでも有名です。そのため、関東地方でも有数のツーリングスポットが多く、日帰りツーリングにも最適なエリアといえるでしょう。

今回は、より手軽にツーリングが楽しめるようにレンタルバイクで行ってみたいツーリングスポットをいくつかご紹介します。

■本栖湖

本栖湖は富士山麓に位置する富士五湖のひとつです。2013年に富士山の周辺一帯が世界文化遺産として登録されたことにより、日本国内からの観光客のみならず海外からの観光客も増加。山梨県のなかでも屈指の観光スポットとして人気を集めています。特に、風もなく穏やかな天候のときに見られる逆さ富士は神秘的で絶景の一言に尽きます。

山梨県の県庁所在地である甲府市からの距離は数十km程度ですが、入り組んだ峠道となっているためレンタルバイクを借りる際には機動性の良い車種がおすすめです。また、本栖湖の湖面は海抜900mと高い場所にあるため、平地との寒暖差も大きいため服装や装備は万全の準備をしてツーリングに臨むようにしましょう。

■甘利山

初夏のツーリングにおすすめなのが山梨県西部に位置する甘利山です。山梨県内にある山のなかでも比較的標高は低く目立つ存在とは言えませんが、それでも1,731mもの標高を誇ります。韮崎市内を縦断する県道12号線から、甘利山入り口の交差点を曲がると一本道のため、目的地までのルートも分かりやすく迷わず到着できるはずです。甘利山を過ぎてそのまま一本道を走り続けると、ふたたび県道12号線にぶつかるため、峠道をひたすらバイクで走りたい方にもおすすめのコースといえるでしょう。

県道沿いにはコンビニや飲食店、ガソリンスタンドなどもあるため初心者にとっても最適なツーリングコースですが、甘利山までのルートはかなり入り組んでいる峠道のためバランスを崩して転倒したり、対向車に衝突しないように慎重な運転が求められます。峠道のツーリングに慣れていない人は、プロテクターやグローブ、フルフェイスのヘルメットなど厳重な装備で臨みましょう。

■富士スバルライン

せっかく山梨県に来たのだから、富士山をツーリングで満喫したいという方には富士スバルラインがおすすめです。富士スバルラインとは富士山の五合目まで整備されている有料道路で、河口湖駅前を走る県道707号線をひたすら真っ直ぐ走っていくと料金所にたどり着きます。125cc以上のバイクの通行料金は往復で1,680円。回数券も販売されているため、頻繁にツーリングで利用する場合は検討してみてはいかがでしょうか。

ツーリング時の注意点としては、一般の高速道路とは異なり営業時間が設定されていることが挙げられます。夏の期間は24時間開放されているものの、それ以外の季節は営業時間が終了してから道路内に残ることができません。また、天候などの状況によっても随時営業時間が変更となることがあります。

ちなみに、2020年は新型コロナウイルスの影響により、1年を通して富士山自体が閉山措置をとっているため富士スバルラインも通行止めとなっています。

■都内からのアクセスも良好な山梨県

周囲に雄大な山々が広がり、自然豊かな山梨県は東京都内からのアクセスも良好で、特に都内西部からであれば日帰りツーリングも可能です。今回紹介したツーリングスポット以外にも、山梨県にはまだまだ多くの観光地やツーリングコースがあります。特にカーブやヘアピンの多い峠道を走ってみたい方は、ぜひレンタルバイクを借りて山梨県を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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