東北地方のなかでもスキー場や温泉が豊富に立地している山形県。宮城県からのアクセスも良好で、観光客はもちろん、ビジネスで訪れる方も多いのが特徴です。しかし、自然豊かなエリアだからこそ、その魅力を存分に楽しむためにバイクで訪れたいと考える方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、レンタルバイクを活用して楽しめる山形県のツーリングスポットを紹介します。

■鳥海山

鳥海山は山形県北部に位置する標高2,236mの山です。日本百名山のひとつにも数えられ、四季を通じてさまざまな自然を楽しむことができます。山形県側は遊佐町、秋田県側はにかほ市に隣接しており、春から秋のシーズンにかけては両県からの多くの観光客で賑わいを見せます。

標高が高い山であるため、天候が変わりやすく気温も急激に下がります。10月頃になるとすでに1桁台の気温になることも多く、快適なツーリングを楽しむためには夏の季節がおすすめといえるでしょう。

ちなみに、鳥海山は国定公園にも指定されており、故意に木の枝や植物を折ったり採取したりすることは法律で禁止されています。また、山の麓には湿地帯も多いため、歩道以外の場所に足を踏み入れると危険です。ツーリングの際に休憩などで立ち寄る際には十分注意しましょう。

■蔵王温泉

蔵王温泉は山形市内にある温泉郷です。開湯は今から約1900年前にさかのぼり、その後江戸時代になると多くの登山客で賑わうようになりました。現在では日本有数のスキー場としても知られるようになり、東北地方からはもちろん、全国から多くのスキーヤー・スノーボーダーが訪れます。

蔵王温泉までのアクセスは、山形市内中心部からの場合はおよそ20km、30分程度の所要時間で到着します。ただし、ルートの大半がワインディングの多い山道となっているため、バイク初心者にとっては難易度が高く感じられるかもしれません。

もう少しツーリングを楽しみたいのであれば、山形市内ではなく仙台市内でレンタルバイクを借りる方法もおすすめです。およそ80kmの距離で、90分程度の所要時間で到着するため、日帰りツーリングにもちょうど良い距離といえるのではないでしょうか。

■西吾妻スカイバレー

西吾妻スカイバレーは山形県南部に位置し、福島県にも隣接しています。戦国時代から存在していたとされるルートで、総距離は17.8kmにおよびます。ルートは極めてワインディングの多い山道で、バイク初心者や小回りの利きづらいアメリカンバイクなどでのツーリングでは辛いコースといえるかもしれません。そのため、レンタルバイクを選ぶ際には走りやすく無理なく取り回しが可能なサイズの車種がおすすめです。

山形県側から西吾妻スカイバレーを通り抜けると、その先には桧原湖があります。キャンプ場も充実しているため、キャンプツーリングを楽しみたい方にもおすすめのエリアといえるでしょう。

レンタルバイクを借りる際には、山形市内もおすすめですが、特に関東地方から向かう場合は福島で新幹線を降り、福島市内で借りる方法もおすすめです。どちらのツーリングコースも1時間以上の所要時間で存分に周辺の景色を楽しめます。

ただし、西吾妻スカイバレーが通行できるのは4月中旬から11月上旬までの期間に限られ、それ以外は登記閉鎖となるため日程を検討する際は注意しましょう。

■仙台からアクセスしやすい山形エリア

山形県は仙台市中心部からもアクセスしやすく、人の往来も活発です。全国でも有数のスキー場があることから、冬に訪れた経験がある方も多いと思いますが、春から秋にかけてツーリングで訪れてみるのもおすすめです。東北新幹線を利用し、仙台駅周辺でレンタルバイクを借りるプランであれば、日帰りでのツーリングも十分可能です。

 

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